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Channel: Classic Concert diary
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高関 & N響

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高関健指揮、NHK交響楽団のコンサートに行ってきました。
ホールは、東京芸術劇場でした。

恒例の都民芸術フェスティバルのオーケストラコンサートです。
今年は3つのオケに行く予定です。
都民芸術フェスティバルは入場料が格安です。
N響をSでも3,800円で聴くことができます。
一番安いB席なら1,800円です。
にも拘らずチケットは完売せず当日券が出たそうです。
例年N響は早い時期に完売するのに不思議です。
プログラムのせい?

プログラムは

ショスタコーヴィチ バレエ組曲1番
プロコフィエフ   ヴァイオリン協奏曲第2番(ソロ 青木尚佳)
チャイコフスキー  交響曲第4番

アンコールは、ヴァイオリンソロで山田耕筰の「この道」、オーケストラでチャイコフスキーの弦楽セレナーデ第2楽章でした。

山手線が大幅に遅延していて1曲目には間に合いませんでした。
ロビーで聴きましたがモニターを通してなのでよくわかりませんでした。

コンチェルトが始まる前に席に着くことが出来ました。
ソリストは青木尚佳さん、名前だけ見ると男性のようですが1992年生まれのとっても可愛らしい女性です。
プロコフィエフの難曲をさらりと弾きこなしました。
音コン1位だけあってとっても上手なヴァイオリニストです。
これから注目だと思います。

メインはチャイコフスキー。
とても歯切れのいいチャイコフスキーでした。
痛快に爽快に一気呵成の第1楽章と第4楽章、聴き終えてスッキリといい気分にさせてくれる切れ味鋭く豪快さも兼ね備えたチャイコフスキーでした。
福川さん率いるホルンに始まり、素晴らしいアクセントのピッコロの響き、木管による絶妙なメロディーの受け渡し、マロに統率された弦楽器群、N響の総合力が存分に発揮された演奏でした。
こんなに気持ちのいい4番を聴いたのは久し振りです。

1曲目を聴き逃した悔しさをすっかり忘れさせてくれる素晴らしい4番でした。
高関、良いですねぇ~。

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