小泉和裕指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました。
ホールはみなとみらいホールでした。
11日の3年半振りに聴いた神奈川フィル、1週間と置かずに聴いてきました。
11日は仲道郁代さんを聴きに行ったのでオケはどこでも良かったんです。
(とは言えシティフィルだったら行きませんでしたがそれ以外なら東京のプロオケならどこでも)
日頃は指揮者でコンサートを選びますが11日は指揮者も誰でも良かったんです。
今日は違います。
小泉さんが振る神奈川フィルを聴きに行きました。
神奈川フィルが目的の一つでした。
プログラムは
ウェーバー 歌劇「オベロン」序曲
グリーグ ピアノ協奏曲(ソロ 小山実稚恵)
ブラームス 交響曲第1番
アンコールはありませんでした。
素晴らしいブラ1でした。
期待以上どころかこれほど素晴らしいブラ1はいつ以来だろうと思う出来でした。
少しゆっくり目にスタートしたブラ1、石田さんのソロは繊細で染み入るような響きでした。
そんなソロを聴かせてくれた石田さんが第4楽章のコーダでは椅子から立ち上がるのではというド迫力のエンディングでした。
それじゃなくても盛り上がるエンディングですが演奏の素晴らしさと相まって最後は鳥肌が立ちっぱなしでした。
真ん中に置かれたグリーグのコンチェルト、出だしの打鍵は力強く、歯切れよく素晴らしい演奏になりそうな予感が漂うスタートでした。
サポートする小泉&神奈川フィルも出過ぎず引き過ぎず過不足の無い申し分のない演奏でした。
素晴らしい演奏を聴かせてくれた神奈川フィル、来シーズンが楽しみです。