「華麗なるコンチェルトシリーズ」の第4回、仲道郁代「素晴らしきモーツァルト」のコンサートに行ってきました。
ホールは、みなとみらいホールでした。
サポートは柴田真郁指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団でした。
プログラムはタイトルの通りオール・モーツァルト
ピアノと管弦楽のためのロンド
ピアノ協奏曲第20番
ピアノ協奏曲第23番
アンコールは、ピアノ協奏曲第21番の第2楽章でした。
全ての曲に仲道郁代さんが登場するコンサートですから若干当日券は出たようですがホールはほぼ満席でした。
1曲目の「ピアノと管弦楽のためのロンド」はピアノ協奏曲第5番の第3楽章に代わる終楽章として書かれた曲だそうです。
モーツァルト17歳の作品です。
とても軽快なロンド形式の耳障りの良い曲でした。
続くコンチェルトの20番。
コンチェルトでは2曲しかない短調の中の1曲ですが27曲のコンチェルトの中でも1・2を争う人気曲だと思います。
モーツァルトは短調の曲が極端に少ない作曲家だと思いますがことシンフォニーとコンチェルトに関してはそれぞれ2曲しかありませんがどちらもそのジャンルの人気曲です。
依頼を受けてお金をもらうために作曲していましたから続けて依頼を受けられるように意図的に明るい曲を多く作曲したのではないかと思います。
20番、23番ともに寛いだ気分で聴くことが出来ました。
3連休の一日の午後、ゆったりとした気分で聴くには最高の演奏でした。
アンコールの21番の第2楽章も素晴らしい演奏でした。
とってもチャーミングでとってもきれいなモーツァルトでした。
金聖響の時代は神奈川フィルの定期会員でしたが川瀬賢太郎に全く興味が無いので会員をやめました。
3年半ぶりに聴く神奈川フィル、石田さんの山本さんも降り番でしたが昔と変わらず素晴らしい演奏でした。
特に1stVnの綺麗な音色が耳に残りました。
来年はセレクト会員に復活して川瀬賢太郎が振らない5回のコンサートを聴きに行きます。
今日の演奏を聴いて来シーズンがとっても楽しみになりました。