大野和士指揮、東京都交響楽団のコンサートに行ってきました。
ホールは、東京芸術劇場でした。
TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL 2018〔サラダ音楽祭〕
OK !オーケストラ 赤ちゃんOK ! 歌ってOK ! 踊ってOK !
と銘打たれた企画です。
西口広場や芸術劇場内で無料コンサートが開かれたり、地下2階にワークスペースが設けられ、楽器に触れたり楽器作りが出来たり。
プログラムは
すぎやまこういち:交響組曲『ドラゴンクエスト后戮茲蝓崕福
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ※指揮体験コーナー
グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲(ダンス付き)
ストラヴィンスキー:バレエ組曲《火の鳥》(1919年版)より
「魔王カスチェイの凶悪な踊り」、「子守歌」、「終曲」
久石 譲(編曲/萩森英明):《崖の上のポニョ》、《さんぽ》
ディズニー・ファンタスティック・メドレー(編曲/萩森英明)
でした。
オケは矢部さん・双紙さん・店村さん・田中さん、ホルンには有馬さん、各パート首席奏者がずらりと顔を並べます。
0歳児からは入れるコンサートだからといって手抜きは一切なしのフルメンバーでした。
ルスランとリュドミラではダンスユニットが登場したり、東京少年少女合唱隊と一緒に歌ったり、子供たちを飽きさせない企画が盛沢山の60分でした。
0歳児OKのコンサートはラフォル・ジュルネ・オ・ジャポンぐらいでしか目にしませんので、赤ちゃん連れの家族が沢山来ていました。
お母さんにだっこされてる子供に、泣くなとか静かにしろとか言っても無理です。
でもホール内は思いの外静かでした。
もっと鳴き声があちこちから聞こえオケの音もかき消されるのではと思いましたが火の鳥のピアニシモの音もちゃんと聞こえました。
赤ちゃんをあやすお母さんたちは、椅子に半身に座ってみたり、ステージ向きじゃなく自分に向けて座らせてみたり、立って邪魔にならないように壁際であやしてみたり、皆さん苦労をされていました。
ホールの壁に赤ちゃんを抱っこしたお母さんやお父さんが隙間なくずらりと並ぶ光景は壮観でした。
体験することが少ない面白いコンサートでした。