小泉和裕指揮、東京都交響楽団のコンサートに行って来ました。
ホールは、東京芸術劇場でした。
なのにブログは大阪で書いてます。
平日マチネーのコンサートの後大阪に移動、2泊3日の大阪出張です。(^^)
プログラムはオールブラームス。
ヴァイオリン協奏曲 (ソロ レイ・チェン)
交響曲第4番
アンコールはありませんでした。
コンマスが矢部っちでサイドに四方さん、2ndは双紙さんと遠藤さん、Vcが古川さんと田中さん、Vaが店村さんと鈴木さん、各パートのTopが2人並んで壮観でした。
豪華な弦に支えられた小池さんのF lも広田さんも素晴らしかったです。
コンチェルトはレイ・チェンさんの力強さもありながら都響に対する礼を弁えた奥ゆかしさが音楽に潤いをもたらした演奏だったと思います。
オケとソリストと指揮者のトライアングルが心豊かな均衡を保ったコンチェルトでした。
4番は小泉さんのブラームスでした。
しっかりとした構成の上に構築された端正で瑞々しい素晴らしい演奏でした。
帰りのエスカレーターでおじさん2人ずれが「キレが・・」と言っているのが聞こえて来ましたが真意が僕の想像通りなら小泉さんに仰っているキレを求めるなら来なければ良いと思います。
僕にとっては抜群のキレを感じる演奏でしたが仰ってる方には少し古風に聞こえたのかもしれません。
安定感抜群、気持ちよく心も体も委ねられる演奏でした。
飛行機の中で反復しながら心地よく出張することができました。