仲道郁代デビュー30周年記念ピアノリサイタル「マイ・フェイヴァレット」に行ってきました。
ホールは、みなとみらいホールでした。
今日のコンサート、あるサイトの会員向け割引で3,800円の席がなんと1,000円、とってもお得なチケット代で聴くことが出来ました。
チケットを大幅に割り引いていただけにガラガラかなぁと思いましたが1階はほぼ満席でした。
ところが2階は3~4割、特にRサイドはガラガラです。
3階に至っては16人でした。
1,000円で入場した席はステージバックサイドのP席でしたが正面の席で仲道さんの表情だけじゃなく手元とペダリングが良く見える良い席でした。
プログラムは
グリーグ 「抒情小曲集」からアリエッタ・蝶々・ノクターン
シューマン トロイメライ
モーツァルト ピアノソナタ第16番
ショパン ポロネーズ第1番・第3番「軍隊」・第6番「英雄」
ブラームス 3つの間奏曲
シューマン 献呈
リスト 愛の夢第3番・メフィストワルツ第1番
アンコールはショパンのエチュードから「革命」「別れの曲」そしてエルガーの「愛のあいさつ」でした。
開演前に改めてプログラムを見るとアンコールで演奏される小品ばかり「短い曲ばかりだなぁ早い時間に終わるのかなぁ」と思いましたが杞憂でした。
照明が落とされ中央のピアノにスポットライトが当たる中登場した仲道さん、迷わずあらかじめ用意されたマイクを手に挨拶が始まります。
その後も各曲にまつわる思い出を語りながら演奏が進みます。
アンコールも1曲ずつ解説付きです。
演奏時間とマイクをもって話す時間とほぼ同じ時間だったんじゃないかと思います。(笑)
当初のプログラムには無かったモーツァルトのソナタが追加されたのも演奏時間を考慮してのことじゃないかと思います。
追加したモーツァルトのソナタ、トルコ行進曲に次いで有名な曲でソナチネにも載り発表会で小学生が弾く曲です。
それをプロが弾くって勇気が必要なんじゃないかと思いますがとても愛らしく素敵な演奏でした。
その他のプログラムもアンコールを含め手中に入った曲ばかり、安心して聴くことが出来ました。
巧みな話術に耳に馴染んだ曲ばかり、年内最後のコンサートはとても楽しい時間でした。